ゆあん鍼灸治療院

2015年08月04日 10:05

中医学は”氣”という概念で成り立っています。

氣というと「怪しい」とか「目に見えないから信じない」と思われる方も多くいるかと思います。

が、この氣を否定してしまうと、
中国哲学、中医学及び鍼灸治療も出来ません。

古代中国から、世界は気から成り立っているという考え方があり、
気は初め、「水の変化」によって考え出されたと思われます。
*気体(水蒸気)→液体(水、雨)→固体(氷)
陽(火)の性質を持てば、拡散し上昇する。
陰(冷)の性質を持てば、下降し凝集する。

人間の身体も気が凝集して形成されています。

気の大体は目に見えませんが、感じ取ることは出来ます。
例)気候、香(臭)気、気配、雰因気など

気が滞っている状態が病になり、順調に流れるようにするのが治療です。
一日一回、気の存在を感じ取ってみるよう意識してみましょう!



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